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ガス事業者向け 顧客管理システム 【鶴姫】

■はじめに

 "鶴姫"とは、ガス事業者のみなさまの為の顧客管理システムです。
顧客の管理はもちろん、検針票の出力、入力、料金の調定、入金管理、銀行へのFD作成や 需要統計データの作成まで、あらゆる情報を作成、管理できます。パソコンでのシステムなので、 初心者でも直ぐに操作できます。Access97をベースとして構築しておりますので、 Excel等にデータを簡単に変換でき、その後、お客様による様々な編集が可能です。 現在、オフコンで管理されている事業者のみなさまへ、低コストで簡単操作のパソコンでの管理をお勧めします。

※以下、画像をクリックすると、新しいウィンドウで大きく表示されます。

顧客管理システム初期メニュー

顧客管理システム初期メニュー  「鶴姫」は、顧客照会・入力業務・帳票出力業務・月次更新・その他より構成されます。 システムを起動した際、一番最初に表示される画面です。
 操作方法は、マウスでクリックするだけです。 次の画面に映っても同じ操作で進んでいきます。
[終了]ボタンを押すと、バックアップ処理が、自動的に実行されます。


検針票入力画面

検針票入力画面  表形式の入力画面の例です。
ここでの処理は、検針後のデータを入力します。顧客単位に1行で表示していますので、 今回指針を縦に入力していきます。
入力された今回指針と前回指針の差を求め、基本料金、流量基本料金、従量料金、 前回遅収料金の計算を行います。
 表形式の画面では、画面下部にコマンドボタンが用意されており、画面上のデータの 並び替え、 抽出、検索、置換、集計等の処理が簡単に行えます。


顧客マスタ照会画面

顧客マスタ照会画面  顧客の詳細情報を参照する画面です。
 顧客番号、氏名(漢字)、氏名(カナ)、住所、目標(店の屋号)、電話番号、 メーター番号のいずれかの検索により、該当顧客が一覧表示され、一顧客を指定すると、 左の画面が表示されます。
画面上半分に顧客の詳細情報。画面左下には入金済情報、右下には未収情報など あらゆる情報が一目でわかります。
更に、この画面から、その顧客の領収証も発行できます。もちろん、画面も そのまま、プリンタに印刷できます。


顧客マスタリスト

顧客マスタリスト  出力側では、紙に印刷する方法と画面に表示する方法の2通りあります。画面に表示することにより、 ペーパーレスを図れます。
 当リストは、ガスの使用量から入金状況まであらゆる顧客情報を出力します。 顧客マスタのバックアップ帳票になります。
画面右下のコマンドボタンにより、指定ページ、部数の指定、用紙サイズの変更が可能です。


地区別調定リスト

地区別調定リスト  地区別・業種別にガス使用量や料金の集計値が出力されます。
 開栓・閉栓、撤去、代替り件数も出力されます。
「ガス事業生産動態統計調査票」のバックデータになります。
どの地区が一番使用量が多いか等の色々な使い道ができます。


検針票

検針票  毎月の検針に行く前に出力し、今回指針を記入します。
用紙の右側は、お客様用のガス料金等の領収証・入金確認書になっています。
 用紙の左側は、今回指針を記入、持ち帰り入力します。
用紙はミシン線をいれた白紙のものでも結構です。
 お客様のお持ちの定型フォームに合わせて変更することも可能です。


処理一覧

[入力処理]
  1. 顧客マスタ修正画面
  2. 最新区分変更処理画面
  3. 警報器マスタ修正画面
  4. 検針票入力画面
  5. メーター取り替え入力画面
  6. 入金処理画面
  7. マスタメンテ処理画面
[出力処理]
  1. 顧客マスタリスト
  2. 地区別調定リスト
  3. 顧客別調定リスト
  4. 地区・使用量別リスト
  5. 警報器サイン別リスト
  6. メーター期限リスト
  7. 調定確認リスト
  8. 口座振替依頼書
  9. 入金確認リスト
  10. 検針票
  11. ガス料金領収証兼入金票
  12. 器具代・工事代リスト
  13. 開栓・閉栓・撤去リスト
[その他処理]
  1. 月次更新処理
  2. 需要統計調査データ出力
  3. 口座振替用FD作成
  4. バックアップ作成
  5. 顧客データテキスト変換処理


■システム全般について

 入力処理7本、出力処理15本、その他処理5本、計27本の処理を用意していますが、
お客様の要望により、処理内容の変更及び新規追加も承ります。又、現在お客様が使用され ているデータがあれば、当システム用に変換も可能です。
 いずれも、別途費用が発生致します。

 もし、パソコンをお持ちでないお客様でも弊社が責任を持って購入の支援を致します。
(購入支援のみで、その後の保守は致しておりません)

 2台以上パソコンをお持ちのお客様には、LAN接続をお勧めします。接続することにより、
1台は入力機、2台目は出力専用機という形を取り、1台で検針票を連続印刷、もう1台で
顧客からの急な電話対応の為に顧客情報照会画面を開く事も可能です。

■料金算定について

  1. 概要

     月次更新を行った後、検針票出力・検針票入力を行います。
    その入力を行う毎にガス料金の算定がされます。それ以外にも器具代・工事代・リース代が請求対象となります。

    基本計算式
    「合計請求額」(A)=「今回請求額」(B)+「ガス器具代金」(C)+「工事代金」(D)
     +「リース代金」(E)

    「合計請求消費税」(a)=「今回請求消費税」(b)+「ガス器具代金消費税」(c)+「工事代金消費税」(d)+「リース代金消費税」(e)

  2. 総合計算

     個別のメーターのガス使用量を、合算して架空の顧客に請求を立てるしくみを「総合」
    とします。この総合には物件単位に「総合番号」「親」「子」を設定し、「子」が実在する
    メーターとなり、検針はメーター単位で行い、調定は「親」のみで行います。
    従って、ガス料金は「子」の合算ではなく、架空の「親」が使用したものとして計算します。
    (「親」の検針票・工事代・器具代等は手入力となります)

  3. 日割計算

    当月分で開栓・閉栓になった顧客については、請求額を日割で計算します。

    基本計算式
    「今回早収料金」=「日割基本料金」+「従量料金」

  4. 閉栓分

     閉栓であっても検針を行った結果、漏洩等により指針が動くケースが存在しますが、
    その場合の料金計算は行いません。従って、「検針票」の入力を行っても、その顧客の
    「最新区分」が「2」(閉栓)である場合は、以下の項目は全て「0」になります。

    「今回使用量」「流量基本料金」「基本料金」「従量料金」「今回早収料金」
    「今回早収料金消費税」「前回遅収料金」「前回遅収料金消費税」「今回請求額」
    「今回請求消費税」「ガス器具代金」「ガス器具代金消費税」「工事代金」
    「工事代金消費税」「リース代金」「リース代金消費税」「合計請求額」「合計請求消費税」

■必要システム環境

1.コンピュータ本体 Microsoft Windows (95以降) が動作する機種(メモリ:最少16MB)
2.ディスプレイ 1024×768以上の解像度
3.ハードディスク 200MB以上の空き容量(推奨)
4.プリンタ A3及びA4対応のレーザープリンタ 又は、ドットプリンタ
5.アプリケーション Microsoft Access97
6.その他 マウス、キーボード


■導入時のスケジュール

  1. お客様立ち会いのもとでパソコンによるデモンストレーション。
  2. お客様のニーズに合わせて仕様の変更、追加。
  3. 仕様変更追加後、全処理動作確認。
  4. ハード(パソコン・プリンタ等)の購入支援。
  5. お客様保有の既存データの変換。
  6. 納品後、担当者への操作説明。
  7. 完了報告、完了確認。
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